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おしらせ

木組み特集・框組み(かまちぐみ)を用いた無垢家具

食器棚やサイドボードなどの箱物に利用される工法・框組み


木組み特集として、蟻桟(ありざん)ほぞ組みに続き、今回は、食器棚やサイドボードなどの箱物に利用される工法である框組み(かまちぐみ)についてご紹介します。 「木組み」は、木のみで部材を組むことで、のちのちメンテナンスが可能であり、”100年使える家具”を目指すうえで最も適した工法です。

框組み(かまちぐみ)とは

框組みとは、本体を構成する部材が板ではなく、柱状の構造材(框)をほぞ組みによって組上げる非常に手の込んだ造りです。 木の伸縮や反りによる狂いの影響が少ない優れた工法です。オークヴィレッジの食器棚は一部の例外を除いて、框組みで造られています。

框組み(かまちぐみ)の複雑な構造

大型の食器棚となりますと、ほぞの数は優に200を超える数となります。 そんなにたくさんあって間違えないのか、と思われるかもしれませんが、そこは熟練のなせる技、全て頭に入っているのです。

板組みとは

框組み(かまちぐみ)に対する様式として板組みがありますが、框組み(かまちぐみ)がフレームに薄板をはめ込んで構成されているのに対して、 板組みは文字通り板材を組上げています。

板組の厨子。框組み(かまちぐみ)と比較するとシンプルな構造ですが、違う難しさもまた存在します。

目的に応じて選ぶ框組み(かまちぐみ)と板組み

框組み(かまちぐみ)と板組み、どちらが優れているかということではなく、目的に応じて選択すべきことで、どちらも一長一短あるということになります。
意匠上の理由を除いたところで、実用品としての考え方としては、本気で密封を期待するのなら、和服を収納する桐箪笥に代表される板組みとなります。一方、台所に置かれる食器収納ならば、水屋箪笥に代表される框組み(かまちぐみ)ということになります。
框組みは木の狂いにおる影響が少なく、長期間にわたって安定する抽斗、建具の使い心地が期待できるのです。

100年使える家具を目指して

框組み(かまちぐみ)は、オークヴィレッジの食器棚が他と異なる大きな要素のうちの一つなのですが、そこに手間暇をかける理由というのは、きわめて純粋に、100年使えるものを造りたい、という願いが込められています。

オークヴィレッジの食器棚のこだわりは、框組みのほかに、インセット(食器棚本体の内側に、建具や抽斗が収まっている様式)や木目合わせなどまだ様々なこだわりがあり、おそらく、一目ご覧になれば、他と違いを感じていただけるのではないでしょうか。 その他のこだわりは、一度では書ききれないため、またの機会にお話しできればと思います。

食器棚のその他のこだわり(1)インセット
インセット(食器棚本体の内側に、建具や抽斗が収まっている様式)にするのは、100年の耐久性を持つ金物を使うため、という理屈もありますが、アウトセット(すべての建具抽斗が食器棚本体の手前に出っ張って付いている様式)よりも美しいからです。
食器棚のその他のこだわり(2)木目合わせ
上記写真は建具の面腰ほぞと呼ばれる木組み。隣り合っている部材の木目合わせはこだわりどころです。
オークヴィレッジの食器棚は、底板、裏板に至るまで全て無垢材を使用しています。

商品情報

オークヴィレッジでは、食器棚など箱ものに框組を用いています。

テーブル

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