2025春・シルヴァンクラブイベント「緑の国 植樹祭」開催報告
4月26日(土)、高山本社の森林育ウィーク初日に「緑の国 植樹祭」を開催しました。
桜の花びらが舞う、うららかな春の陽気の中、森のガイドツアー、クロモジの植樹、各種ワークショップなどのプログラムを行い、一日を過ごしました。
広葉樹の森 ガイドツアー

今回のガイドツアーは、社員で毎木調査を行っている自社林の森までの林道を歩きました。途中カモシカに遭遇するなどのサプライズもありながら進んで行くと、針葉樹の林道を抜けたあとに広がる広葉樹の森では、芽吹きが始まったところでたくさんの光が差し込んでいました。私たちだけでなく、昔から人が木々を利用してきた痕跡をたどりながら、皆、思い思いに春の森を堪能しました。
ものづくりワークショップ


ガイドツアーの後はものづくりワークショップです。
今回はバードコールづくり、小枝のバターナイフづくり、国産アロマのバスボムづくりです。
小刀やノコギリなどの道具を使って木を加工したり、アロマの香りを嗅ぎながら森を体感していただきました。バターナイフつくりは、ウリハダカエデの木が固かったかな?ちょっぴり苦労しましたが、その分思い出に残るものができました。
クロモジ植樹


お弁当をいただいた後は、クロモジの植樹です。
シルヴァンの森の中にある植樹地を案内したあと、苗と唐グワを担いで戻り、植樹開始です。
落ち葉を払いのけた後にクワを使って土を掘りますが、土の中はさまざまな植物の根が絡み合っています。でも山の土は本当にフカフカで、穴に苗を入れたあとに足でしっかり踏み固めました。
このクロモジたちがしっかりと根付いて、大きく成長してくれることを楽しみにしています。
春の森でもいろいろな恵みを感じることができました。山菜のほか、落ちたヒメコマツの葉っぱを持って帰ってお茶にしよう!というお客様や、カエルの卵やカブトムシの幼虫に夢中の子どもたち、いろいろな遊びを発見して思いっきり遊んでいました。
リピーターのお客様は、昨年植えたクロモジの様子を見て生長を確認されたりと、思い思いに森とつながり、一緒にシルヴァンの森を育てていく。そんなつながりができ始めたことを感じるイベントとなりました。

ご参加くださった皆様、心から感謝いたします。ありがとうございました。