南アルプスを望む家

この敷地は中央アルプスの麓に位置し、目の前には南アルプスの雄大な景色が広がります。建主は数年前に土地を購入して建物に先立ち庭と家庭菜園を始めていました。
庭を囲むようにくの字型にした建物は、どの部屋からも庭を楽しむことができるよう、大きな開口部とデッキを設けて、室内外につながりを持たせました。建物の中央には要となる大黒柱を立てて多目的に使える大テーブルを設けることで、家族が集まる場をつくりました。
建主の念願だった露天風呂や陶芸小屋は、敷地奥に広がる森や谷川に向かって配置し、プライベート性を保ちながら自然を取り入れることができます。