こんにちは、設計の松本です。
1か月程前に、わが家のフライパンをテフロンのものから鉄フライパンに変えました。
サイズは20cmと28cmの2種類。鉄底の肉厚は2mm程で重い、重い。
それもそのはず、重さはそれぞれ0.9kgと1.8kg!
だけどもとても扱いやすく、ガシガシたわしで洗ってもびくともしない安心感。
鉄のかたまりだけあって火の通りも良く、食材も意外にくっつかない。
「焼く」と「炒める」が気持ちいい。
思えば、多層構造やテフロン加工など近年のフライパンに施されてきた工夫は、
軽く錆びにくいことを目指したものだと思うけど、結果扱いにくいものになっていたのかもしれない。
わが家で体験している鉄フライパンの良さは100年前にも既にあったものかもしれないけれど、
料理の楽しさを思い出させてくれると妻も言う。
さて、自分たちが住んでいる建築(家)はどうだろう。
シンプルで素朴なものの方が、手の込んだものより扱いやすく楽しさを感じさせてくれる・・・
そんなこと、あるんじゃないかな?
設計監理 (松本)