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軒樋あれこれ
2018年04月02日 (月)

こんにちは、設計担当の森山です。

 

建物の外観の大切な要素の一つに屋根の樋があります。

通常、樋には、軒樋(横樋)と竪樋(縦樋)がありますが、今回は軒樋について。

 

機能的には、屋根に降り注ぐ雨を、直接地面に落とすのではなく竪樋に導く役割があります。(竪樋に集まった雨水は、今度は、地中の雨水管へ流されます。)昔からある一般的な軒樋として、街中で一番よく見かける半円状の半丸などがあります。

 

しかし、神社やお寺など古い日本建築には、軒樋のないものが多々あり、屋根が非常にきれいに見えます。が、こと、住宅に関して一般的には軒樋なしというわけにはいきません。屋根や軒先の軒樋をきれいに見せるのは、設計上の永遠の課題といっても過言ではないと思います。

 

先日、設計させて頂きました案件でも、最も悩まされた箇所の一つです。

 

まずは、いくつかの候補の中からサンプルを取り寄せました。

各メーカーによって、形だけでもこれだけ異なります。 それに加えて、機能面を左右する流水量、色・素材・(表面、裏面の)塗装そして、価格。。。。。場合によっては、板金屋さんに制作してもらうこともあります。それが、どのように取りつき、どのように見えるのか?

 

街歩きの時、一度、軒樋に注目して建物を見て頂くのも面白いと思います。

 

森山(設計監理)