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木の建築賞三次選考「木組みの家」へ行ってきました
2017年12月05日 (火)

12月2日、木の建築賞の三次選考(現地審査)のため「木組みの家」に上野とともに行ってきました。

私自身、久しぶりの訪問でしたので、お施主さんとこの家との再会を楽しみに伺いました。

 

この家が完成してから3年8ヶ月が経ちましたが、深い軒出に守られ、板張りの外壁も木組みの構造体も健全な状態を保っています。

 

 

玄関の引き戸を開けると、室内は木と土の香りが漂い、新築当時に体感した記憶や感覚が一瞬にして蘇ってきました。お手入れの行き届いた室内は、新築当初とほぼ変わらない美しい姿で、木が少し飴色に変化し落ち着いた表情を見せていました。

 

 

 

さて、三次選考のほうは、選考委員の方々に家を隅々までご覧いただき、木組みや石場建ての構造のこと、材料のこと、ディテールのこと等々、多岐にわたりお話しをさせていただきました。選考委員の皆さまの貴重なお話しを伺うこともでき、たいへん有意義な時間となりました。

 

 

4年前のちょうど今ごろ建前を行なったことが思い出されます。

それまでも伝統構法には取り組んできましたが、本格的な石場建てに挑戦するのは初めてのことでした。

上野のもと、中堅(オークヴィレッジでは若いほう)の設計・監督・大工が密に意見を交わし、大胆かつ慎重に熱意を持って取り組みました。

 

 

この仕事がきっかけで、棟梁は自邸を石場建てでつくり、そのほかの若手大工もその後の物件で棟梁として活躍するようになり、様々な転機となる家でした。

 

その家を大切に思い、丁寧に暮らしてくださっているお施主さんへの感謝の思いと、これからもお施主さんに大切に使い続けていただける木の家をつくり続けようという決意を胸に、幸せな気持ちに包まれながら帰路につきました。

 

木の建築賞選考委員の皆さま、お施主さま、本当にありがとうございました。

 

 

二階堂(設計監理)

 

 

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