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木の建築スケッチ8:「納まり」検討
2018年05月25日 (金)

 

こんにちは、設計担当の秋山です。

 

建物は本当にたくさんの要素で成り立っています。

柱や梁・桁、石や板金、左官、ガラスなどなど、密接につながりあう部材たちの数々。
建築の世界ではこのような様々な部材たちによる取り合いを特に「納まり」と呼んでいます。

 

建物を建てる上で非常に重要なこの「納まり」検討は、機能や作業効率を考えるのはもちろん、何よりそこに「美しさ」や「さりげなさ」も追求しなければなりません。
取り合いによってはその複雑さで一瞬頭の中が真っ白になるものもありますが、そんなときは、
「細部に神は宿る。」
この言葉を思い出して、闘志を奮い立たせスケッチを重ねていきます。

 

格闘後、きれいに納まったときの喜びは何物にも変えがたいものがあります。
「緊張感」と「品」に近づけたときがまさに「納まり検討」の醍醐味。
一見、何でもないような納まりこそが大変難しい。
今日もまた一日がんばってまいります。

 

※そんな納まりやディテールが一冊の本になりました。

オークヴィレッジに学ぶ住宅の美しいディテール(エクスナレッジ)

 

 

秋山(設計監理)

-新WEBサイト以前のブログを再掲-

 

 

 

(シリーズ「木の建築スケッチ」 はこちら ↓)

木の建築スケッチ1:板倉と棚田

木の建築スケッチ2:法隆寺妻室

木の建築スケッチ3:東大寺南大門

木の建築スケッチ4:吉島家住宅その1

木の建築スケッチ5:吉島家住宅その2

木の建築スケッチ6:吉島家住宅その3

木の建築スケッチ7:町並と共にある家(断面)

木の建築スケッチ8:「納まり検討」

木の建築スケッチ10:松本家住宅その1