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続・高山の改修工事~完成編
2017年04月10日 (月)

昨年夏~秋にかけて改修工事をし、このブログでも工事の途中経過を紹介していた「高山の民家」。設計が始まったのは一年前のちょうどこの時期だったなぁ…と懐かしく思います。

完成後ひと冬越してしまいましたが、改修前後の様子をもう一度振り返ってみたいと思います。

 

改修前の居間(北)

 

改修後の居間(北)

北側の部屋とのつながりを遮っていた階段を移設し、ダイニングキッチンを配置しました。格子戸を空けるとダイニングキッチンとつながり、南庭から北庭まで見通すことができます。

 

 

改修前の居間(南)

 

改修後の居間(南)

秀平組施工の白い漆喰壁で部屋が明るくなりました。薪ストーブ裏のみ本庄山土の掻き落とし仕上げとし、土壁の表情が楽しめます。

 

 

改修前のダイニングキッチン (元の和室)

 

改修後のダイニングキッチン

これまで北側の景色をゆっくり眺める機会は少なかったのですが、大きなピクチャーウィンドゥを設けることで、北側に広がる田畑や遠くの山々の景色を楽しむことができるようになりました。

 

 

改修前のキッチン (元の居間)

 

改修後のキッチン

小さな子供たちを見守りながら台所作業ができるようになりました。また、ダイニングの窓からは綺麗な夕焼けが楽しめます。

 

完成後はたくさんの人が見学に来られていましたが、現在も地域の方やご友人の憩いの場となっているそうです。この家を造り、住み継いでこられたご先祖様もきっと喜ばれていることでしょう。

この家が元々持っていた魅力的な部分に、ご家族や造り手の思い、職人さん達の手仕事が加わり、新築にはない独特の良さを持つ建物ができたのではないかと思います。

改修工事は技術的には難しいことですが、だからこそ価値があり、こうした本質ある建物が残されていくことはとても意義があることだと思います。

 

 

二階堂 (設計監理)

 

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