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ニューアルバム:レッド・ホット・チリ・ペッパーズ 
2017年02月03日 (金)

そろそろレッド・ホット・チリ・ペッパーズの新譜がでてもいいんじゃないか~?

なんて思ってたいたら、リリースされてました!

 

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最近気が付いたばかりだから、購入して聴き倒しているわけではないのですけれど、今回の

のアルバムはかなり好みですね~。

何が好みって、僕はポピュラーミュージックのジャンルでは、ロックミュージックファンなのですけれど、やっぱり長く、沢山聴いていると所謂スタンダードなロックから、ある『距離感』を持ったロックミュージックに好感をもってしまうのです。

(いや、スタンダードなロックももちろん大好きです!)

じゃあスタンダードなロックってなんなの? って議題がたち現れるわけですけど。

僕的には、最も分かりやすいカテゴリー分けは、サンプリングミュージックとロックミュージックがクロスオーバーした1990年代以前、以降、なんてカテゴライジングかな?なんて思ったりして。

そこを視座にすれば、1960年代後半から、1970年代までが、ロックミュージックのスタンダード、なんて視点もあるのかなと。かなり大雑把ですけど。

(音楽評論家ではないので、怪しい視点?70年代は、技巧的になったブルースロック

に辟易した若者がパンクロック、グラムロック、ハードロック、プログレッシブロックを展開する。90年代に入るとオルタナティブロック、メロコアへと流れて行く。)

いやいや、細かく見てゆくと、60年代後半も、1990年初頭と同じようなクロスオーバーはあったりしてですね。

それは、リアルブルースがアンプリファイ=電子化され、よりノイジーに、より大音量になったり。さらにリズムラインが構築的になり、グルーヴ感、オーバードライブ感が増したりと... ロックミュージックの誕生となるのです。

それは、技術と感覚がクロスオーバーした音楽の構造の革新なのです。

(アンプリファイは、後のスタジアムロックへと移行する下地にもなるのです。)

 

レッド・ホット・チリ・ペッパーズは、4枚目のアルバムが世界的なセールスを得て認知されるのですけど、その内容はバンドスタイル+ヒップホップミュージックでロックの構築的なリズムラインの上に、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ独特のヒップホップ調なリズムラインのヴォーカルがのってくる。

(決して流暢ではないライムライン。ヒップホップのリリックは言葉尻の韻を踏むことによってリズムをオーバードライブさせる。その技巧は単なるテクニックを越えた、音楽における構造の革新だと思うのです。レッド・ホットチリペッパーズのライムラインはそうではなく、粗削り。それがロックなリズムラインとシンクロする。)

 

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そこにギタリストであるジョン・フォルシアンテの、ジミ・ヘンドリックスのDNA を受け継いで進化したギターラインが加わる。

そして、リズムラインを最強の布陣にする、ベースのフリーとドラムのチャド・スミス。

注目されない理由は見当たらない。(ギタリスト、ジョン・フォルシアンテはこの4thアルバムからバンドに加わる。)

だけど、そのそれぞれの『ライン』はレッド・ホット・チリ・ペッパーズ節になり、大袈裟に言えば、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ様式になり、ある種のマンネリになる。

このジレンマはどんなジャンルにも、ハイアートから、ローアートまで、メインストリートでポピュラーなものから、アンダーグラウンドでマニアックなものまで...

ましてや建築デザインの範疇まで、存在するのです。

 

今回のレッド・ホット・チリ・ペッパーズのニューアルバムは、見事にこのジレンマを打ち破った!と個人的には、思うのです。

いつまでも、ポピュラーミュージックの指標線のうちのひとつである所以かな、と思うのでした。

ではでは。

 

藤塚 (設計監理)

 

 

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