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仮設住宅から復興住宅へ

オークヴィレッジは、今年5月に南青山で行ったシンポジウム「緑の国へ」で、木造の仮設住宅「合掌の家」を発表しました。そして今月上旬、持続可能な社会を目指した投資顧問・コンサルティング会社「サステイナブル・インベスター」様からのご支援をいただき、宮城県気仙沼市の海を臨む高台に「合掌の家」第一号が完成しました。

内部には11畳のリビングダイニングとキッチン、トイレ、浴室、そして三角形にすることで生まれた3.5畳ほどのロフト空間があります。

一般的な仮設住宅は、2,3年でその役割が終わり、撤去の際には大量のゴミとなります。しかし、この「合掌の家」は、最初に三角形の屋根部分を「仮設」住宅として建て、その後その部分を二階に積み上げることで「復興」住宅として長期間住むことができます。

また、金物や接着剤などを使わない伝統的な溝法を用いているため、簡単に組立てや解体ができます。

「合掌の家」第一号は、津波によって事務所が流されたNPO法人「森は海の恋人」の活動拠点として利用される予定です。また、今なお多く活動するボランティアの休憩所、宿泊所としても利用される他、復興のために海沿いで働いている地元の方の集会場や、津波からの避難を余儀なくされた場合の避難所としても利用できます。

日本人は、昔から木と生活を共にしてきました。木材は大量に降る雨の恵みを得て日本で育つ唯一の構造素材です。木の香り、手ざわり・・・、日本人が潜在意識で「心地よい」と思う感覚を、木は呼び覚ましてくれます。

いろいろな目的で使っていただくことで、木造の建物の良さを多くの人に知っていただければと思います。

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